さらに洋書にハマったきっかけ

洋書

前の記事で書いたようにシドニー・シェルダン(の本)との出会いがそれまで長編ものを読むことをためらっていた私を変えてくれました。

で、あらかた手に入る彼の本を読んでしまうと次に何を読もうか迷走しました、当時の私の英文読解力はシドニー・シェルダン程度であれば楽しみながら読めるものの、あちらで話題になっているベストセラー本を楽しみながら読む、というレベルではなかったと思います(この頃のTOEICのスコアは750~800)。

もともと小説の類をあまり読まないのでどういう作家が良いのかもわからず、この頃は映画のノベライズ本などにトライしていました。
ただ、ノベライズ本って映画のイメージの方が強くて、原作⇒映画のものにくらべると内容が安っぽくなってしまう印象を受けました。映画見て内容をわかってるので途中で少し理解できなくなっても読み終えるだろうな、と考えてトライしたわけです、が、これが裏目に出たというか「結末がわかってるものを読んでも面白くも何ともない」と思えて来ちゃって、しかも大抵のノベライズ本は映画の方が面白いし。

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どれも映画は面白かったんだけどね~

会社の昼休みに面白そうな本はないか、とネットをチェックする毎日でした。そんなある日、数少ない気の合う同僚のナオちゃんが「あれ、kokoさんって本読むの好きだっけ?あまりそういうイメージ無いんだけど・・・(若い男のケツばっか追っかけてる感じで)」カッコ()内は意訳。と声を掛けてくれました。ナオちゃんは会社で貿易事務を担当していて英語のコレポンが多いせいか、同僚の中ではかなり英語が良くできる人でした。手に入るシドニー・シェルダン本をほとんど読み終えて、次に何が面白くて自分のレベルに合ってるか迷走中、と言う話をすると「ダニエル・スティールって読んだ事ある?」と聞いてきたので「無いけど、面白い?」と尋ねたところ「多分、kokoさんだったら本来とは違うところでもの凄くウケると思う、そういう意味では面白い、それにシドニー・シェルダンよりさらに読みやすいよ、ウチにいっぱいあるから明日持ってくるよ」と言って翌日本当に2冊、ダニエル・スティールの本を持ってきてくれました。

1冊は「Star」、もう1冊はタイトル忘れちゃったけど父親が娘に性的虐待をする話で、こう書くとシリアスな話のようですが、結局はすごい甘々な話だった気がする、この人の小説は似たような内容ばっかなので。

読み始めると、シドニー・シェルダンよりさらに読みやすく、この人の作風というか芸風というか同じ事を何度も記述するので一回くらい読み落とした箇所があっても内容を理解するのに全然困らない。確かにストーリー自体は昼ドラ以下の浅い内容ですが、英語を読むのに慣れる、と言う点ではシドニー・シェルダン同様私にとって出会えて良かった作家です。

でも、シドニー・シェルダンよりもダニエル・スティールよりも私にとって影響が大きくその後の人生にさえ影響を与えてくれたのはナオちゃんでした。

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