「定年からの通訳デビュー」に救われた一年(2)

通訳

一昨日も書いたように今年はこちらのブログ(「定年からの通訳デビュー」)に救われたし、影響も受けました。

30歳まで全く英語を話せなかったのに、定年後に通訳までのレベルになった田代真一郎氏の学習法や時間の使い方にもとても興味がありますがそれ以上に興味があるのがモチベーションとかメンタルの部分です。

田代真一郎氏の著書:
「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由

この方は日立造船と三菱自動車という誰もが知ってるようなドデカい企業でエンジニアとして相当なポジションにいたと思われるし、60歳の定年後も5年は残れたはず。この方の経歴ならその後も嘱託とかコンサルとかのポジションがあるんじゃないかと思いますが。
定年まで在籍したわけだから、嫌で嫌でたまらない人間関係があったわけでもないだろうし、いわばそこに居れば安パイなポジションを捨てて未知数の通訳の道を歩み出したところに興味が湧くのです。

しかもこの方の2010年10月5日の「看板」という記事の中で「通訳は人間として扱ってもらえないような場合があり、大きな会社で働いて来た方には堪えられないかも知れない」というアドバイスを受けた事も書かれています。これに対して田代さんは「人間として扱ってもらえないような場合」もしっかり受け止めたい、と書かれており良くできた人だなぁ~というか、神ってるっていうか。

サラリーマン時代のこの方と仕事をしてみたかったと思います、私のような不遜な人間でも何か得られたかも。
私の周りにはこの方のような方はいらっしゃらなくて、ほとんど真逆です。
定年になればポジションなくても契約と言う立場で会社に残り、それまでの慣習でエラソーに振る舞うみたいな。で、何かっつうと「オレを誰だと思ってるんだ?!」(注:ここで「サイトーさんだぞ!」は通じない)風を吹かせる。知らねーよ、テメーなんか、ケッって感じの。

いわゆる○○会社のXXさん、という看板が無ければ全く何も出来ない無能が有り余る人達、と私は思いますが、向こうにしたら○○会社という看板を背負っていなければ人でない、というタイプの人間です。こういう人達を相手にするのはほんっとストレスになる。。。嫌だな、ほんっと。

あれ、何かグチになっちゃった。

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