フィリピンベースのオンライン英会話で感じる違和感


しばらくは海外とのテレカンもなくいきなり英語を話すことを求められることもないので先月来、レアジョブを休会しています。

レアジョブを休会した理由は他にもいくつかあって

  • どうも講師の質にバラつきがあり当たり外れがデカい
  • 講師がやたら自分のパーソナルな話ばかりをしたがる
  • フリートークになっちゃうと話がかみ合わないことがある。

1番目と2番目はなんとなく想像できると思うのですが、3番目は個人の相性ということ以前にやっぱフィリピンというお国事情も大きいと思うのです。

レアジョブを1年ちょっとやって100人以上の講師さんとお話をさせてもらったのですが、中には全く相性も話も合わない講師さんもいれば、すごく話が合ってレッスン時間が終わってもその後レッスンが入っていなければそのままずっと話し続ける講師さんもいました。


軽くカルチャーショックだった話があって、以前にニュースで東大を受験する息子と一緒に東大を受験した50代の母親の話をした事があったのです。
その母親はもともと勉強好きで早稲田を卒業し、結婚後も自宅で学習塾を経営。
早稲田出身だけど東大を希望していたらしいです。

で、息子さんが東大を受験するにあたり、自分も一念発起して勉強し、見事現役(?っていうのか、とにかく浪人することなく)で東大合格したのです。
で、今はなんかの研究をやってるらしいんだけど。
何の研究かは忘れちゃいましたぁっ。

まぁ、息子さんの方は残念ながら落っこちてしまい浪人されたようです。

私はこの話、すごく好きでこの母親はずっと、もっと勉強したい、という思いを抱えていたのだと思います。
経済的にも何不自由ない生活をしていたようですが、そこに甘んじることなく、大変になるのがわかっていて東大受験して、自分の子供達と同年の同級生に混じることを厭わず、そういう環境に入っていける柔軟さにも感心するし、何より塾経営、主婦、母親、をやりながら東大に合格した、という努力はすごいと思います。

もちろん、勉強時間は隙間時間やコマ切れ時間をフル活用していたようです。

塾で教えてるくらいだからまぁ勉強は得意だろうけど。

この話をレアジョブの仲良しの講師に話したところ、反応が鈍いのですよ。

私が「いくつになってもやりたいことを諦めずにチャレンジしていくガッツは素敵!」みたいな事を言ったら、

「でも、彼女が東大に入ったことで若い学生がその枠を奪われて東大のような恵まれた環境で勉強する機会を奪われてしまったのだから良いことではないと思う、フィリピンでは考えられない。国の将来を考えたら東大には若者が行くべきだ」
と言うのですよ。

「へー、そういう見方もあるのかぁ〜」と思いましたね。

私からすれば、彼女はちゃんと受験して、落ちた若い学生より高得点を取ったわけだから合格するのは当然、ってか落ちた学生は点数が合格点に届かなかったのだから仕方ない、この母親が何も彼らから勉強の機会を奪った、とは思わないし、むしろ仕事を持っている主婦の彼女よりはるかに勉強する時間や環境に恵まれてたのに落ちた受験生の方が不甲斐ないと思っちゃうけど。

それに今時、東大受験する家庭って裕福だから一回東大受験に失敗したから、もう大学進学は諦めて地元の工場に就職、とかには絶対、ならないから。

多分、フィリピンでは大卒の50代の女性が国の援助のある国立大でさらに勉強したい、というのは美談ではなく若い将来のある学生達の機会を奪うNG行為のようです。

わたしゃ、日本で良かったよ、本当に。
桜も楽しめるし・・・

こういう価値観が違うと、こちらが深イイ話と思ってしても全然違う受け止められ方しちゃうよね。