果たして彼女は翻訳者向きなのか?

昨日、週末恒例で友人のナオちゃんと近況報告(いわゆる1人モノ同志の生存確認のようなものです)し合った時、彼女が「また、ぼちぼちだけど翻訳の勉強を再開した」と言うのを聞いて、お~、読書家で読むスピードも速い彼女には天職ではないか&よっぽど今の会社が嫌なんだな、と思いました。

実は、私が産業翻訳の勉強を始めたのも彼女の影響で、10年くらい前に彼女がフェローの通学の方に通い出し、色々話を聞いて面白そう、と思いBETAの通信講座を受講してみました。
そこからマスターコースを受け・・・本業のエンジニアをやりながら細々と勉強して時々お仕事を受けて・・・と言う感じです。

前にも書きましたが(このあたりの記事:さらに洋書にハマったきっかけ )ナオちゃんは以前色んな短編集にトライしては頓挫する私に長編のペーパーバックを読む面白さを教えてくれた、いわば洋書のguruのような存在です。

彼女の英文読解力やスピードは私など足元にも及ばず、300ページ以上のペーパーバックでも一週間程度で読み終えてしまう(平日普通に仕事をしながら)上に、長い間貿易事務をやっていて海外との折衝も多かったせいか、複雑な内容や細かいニュアンスもきちんと拾って理解できちゃうのがスゴイ。日本語の本もよく読んでいるので日本語表現もまたしっかりしています。

フェローの通学コースに通った後は、また貿易事務で転職し翻訳者にはならなかったようですが、今また、色々とあるようで先々に備えて翻訳の勉強を再開したようです。
このパターン多いですよね、会社いつ辞めても良いように・・・っていう。まぁ、私もそんな感じですけど。

ナオちゃんはパワフルでスピーディな英文読解力がある上に、日本語表現も上手だし、貿易事務の長い経験を生かした分野で産業翻訳に入れば問題なく翻訳で食べていけそうに思うのですが、彼女から衝撃の一言が・・・
私、あまり、訳す作業って好きじゃない・・・

え、そなの?なら、なぜにYouは翻訳へ?と訊きたくなりますが、やはりそれは生活だよね~。
しかも彼女の場合、英文読解力は問題無いというかネイティブ以上なんだから、そこは生かしたいよね、やっぱり。

私の場合は英文読むのも訳すのも好きだけど、ちゃんとした日本語に成型するのが苦手で翻訳者としての資質をどうかと思うのですが、訳す作業自体が好きじゃないってなるとどうなるんだろ・・・そんな雰囲気を察してか「やっぱり訳す作業が好きじゃないってなると翻訳で食べていくのは難しいよね?そば打ちとかのほうが良いかな・・・」と言うのがですが、うーん、十割そばとどん兵衛の区別もつかないバカ舌の私に聞かれてもなぁ・・・

彼女の素晴らしい英文読解力とスピードなら、絶対翻訳やればイケる、と思ったんだけどなぁ・・・