2社目のトライアルを受けたのは(2)・・・

(前の記事からの続きです)

約一週間後、トライアルの結果が送られてきました、「トライアルの性質上、あまり詳細な情報はお伝えできませんが」と前置きがあり、講評は思ったとおり、訳文に対してドトーのダメ押し・・・
特に「意味を取り違えてると誤解されかねない表現がある」、「柔らかめの文章に対して訳の文章が合ってない」など、どれも「あ~、やっぱそうですよね~??」と思い当たるフシがあるから痛い、痛い。。。

ダメだったのか~・・・そうだよね、未経験者がそんな簡単に受かるほどトライアルって甘くないんだよね。。。
初めて合格するまで10社くらい落ちるってよく聞くし・・・と思いがっかりしながら読み進めると最後の方に「技術的な文章ではやや冗長な表現はあるものの特に問題はありません、マニュアルであれば即戦力で大丈夫だと思います」とあるではないですか???これってどういう事??

担当者の方から、全体の評価は当社の合格規定には達していないが、マニュアル限定で契約してはどうかと言う提案がきているため、今後、仕事の内容に応じて見直していくので当面はその条件で良いでしょうか?と言う説明と契約時の単価が記されてました。
え、ナニ?結局これって合格ってこと?良いでしょうか、も何も良いに決まってるじゃないですか。
もう、この時の嬉しさったらハンパ無かったです。この前後数年の中で一番嬉しかったかも。

その後数社、トライアルを受けていますがこの会社ほど丁寧なトライアル結果を教えてくれた会社はありませんでした、大抵は合格か不合格かだけ。

このトライアルの評価に関してはビックリするくらいこちらの思惑を読んでるっていうか、「冗長な表現はある」っていうのは多分、評価者かSQL文を知らないかもしれないと思って原文には無い説明的な言い回しをつけてしまったことを言ってるんだろうな、と思いました。

現実的に考えればDBを操作するユーザーであればSQLのお作法は知っているだろうから、そんな余計な説明を入れなくて良いんだけど、どうしても評価者に向けての訳文になっちゃうので変な気をまわしちゃうんですよね。でも、これ評価してくださった方が「マニュアル限定で契約しては?」と提案してくれなかったら多分不合格だったんですよね。
評価していただいた技術的な文章は例のDBとSQLの所だから、アレが無かったらやっぱりダメだったんですよね、そう考えると、ITという専門分野が無かったら完全アウトでしょうね。

このトライアルは良い翻訳会社さんにあたったと思います。

↓トライアル提出前にこの本を読んで、注意すべき点を確認しました。私のように翻訳現場を知らない人間にとってはとてもありがたい一冊です。

契約書とエントリーシート(自分の得意分野や経歴などを記入するキャリアシート)が送られてきた時、一日の作業量、とか全くなんて書いて良いかわからず、またここでも未経験であることが露呈するんじゃないかと神経使いました。翻訳者さん達のブログを拝見して何とか記入し、近所の郵便局から送付した時、2社目のトライアルで契約できたことでもしかしたら自分、翻訳イケるかも?と調子こいた気分になったのを覚えています。(マニュアル限定での合格だったけど  (^_^;)

当時、担当してくれた方から今度担当が変わるという連絡があり、翻訳者としてはこの方に何のお返しもできていなくて心苦しい思いでいっぱいです。