よく、”ネイティブのような英語を話す”という表現がありますが、それに比べると、”ネイティブのような英文を書く”はさほど言われませんね、全く言われないわけじゃないけど・・・
話す、よりは世間的評価が低いっていうか。
実は私、
”ネイティブのような英語を話す”よりも
”ネイティブのような英文を書く”
ことができるようになりたい。
っていうか実際仕事をする上でそっちの方が仕事が円滑に進むから。
話す方は、もし”ネイティブのような英文を書く”ぐらいの英文作成能力があるのなら、問題は発音だけだと思うので、よっぽどひどい発音でなければ意思疎通は問題無い、と思う。
話す場合は声のトーンや口調で重要度や緊急度が推し量れるけど”書く”ほうはそういう付加要素がないので書いてある内容がすべてになっちゃう。
日本語でも、よくメールのやりとりだけだと誤解が生じる、みたいなのあるじゃないですか。
最近の例だと日本のファーストレディとマダム森友学園、みたいなやつ。
って、アレ、それ以前にイミフだけど。
仕事のメールとかで「クレーム半分、依頼半分」みたいな内容のメールを出す時なんて、クレームをどこまで強めに出すべきかかなり迷う。
あまりクレームの部分を強く出すとヒステリックになってると思われるし、かといって下出に出ていりゃ事が運ばないし・・・みたいな。
まぁ、こういうメールは日本語でも難しいんだけど。
英語って言ってもアメリカとヨーロッパでも違うしね
私は以前はアメリカ系の会社で働いていて、現在係りがあるのはヨーロッパ系の会社なのですが、文末の日本語で言う「何卒、よろしくお願いします」的なやつ、
あれをアメリカ系の時はずっと
Thank you, とか Thank you in advance,
だったんだけど、今のヨーロッパ系になったら
Best Regards
なんですよね。
わたし的にはThank you のほうがなんか収まりが良いのでずっとそうしてたんだけど向こうから返ってくるのがBest RegardsかBRなので、まぁ、郷に入ればRomans doってことで最近はBest Regardsにしてますが、こういう細かい違いが相手にとってどのくらいの違和感なのかを知りたいんですよね。
文法的に間違いの無い英文を書けるようになるのは地道な訓練で身につくと思いますが、
文法的には問題無いけどネイティブが読んだら違和感を感じる
と言う英文から抜け出すのがなかなかキツイ。
知り合いに日本語検定1級を持っているシンガポールの女性がいますが、その人の日本語の文章ってやっぱちょっとヘンなんだよね。
日本語検定1級の問題って、私、見ても受かる自信絶対無いから、日本語の基礎知識みたいなのはヘタすりゃ彼女の方が上なのかもしれないけど。
でも、なぜか彼女の日本語メールは違和感がある・・・
喋りはそうでもないのに・・・
そう思うと、
”ネイティブのような英語を話す”よりも
”ネイティブのような英文を書く”
の方が難しいんじゃないかと思ふ。
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