3連休っす、天気良いっす。
写真撮りに行ったり、図書館行ったりで平和に過ごしてます。
で、久々に図書館でこの本を見てまた読んでみました。
この本を最初に読んだのは2年半ほど前、その時の感想を別のブログでこんな風に書いてます。
いまどき、通訳ってそんな儲かるかぁ~?と思った一冊
相変わらず現状打破らねばと思いつつ、現状に流される毎日で情けない・・・トホホ。
何とか気持ちを変える本でも読みたいと思い、図書館でこの本を借りて読んでみました。
TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール
英語、TOEICの勉強法の本は色んな方が出していて中にはお前が出すな、こんな本、というのがあり、それがいわゆるイングリッシュモンスターとやらの菊池なにがし氏の本である、何でそう思ったかというとこの人の英語がひどかったから。
数年前にフジテレビのベストハウス1,2,3というロンブーが司会をやっていた番組でこの人の英語を聞いたけどひどかった・・・さっそく、あざというかめざいというかロンブーの淳はおちょくってたけど。
TOEIC満点を続けるのはすごいだろうけど、あれでイングリッシュモンスターっていっちゃう?確かにある意味モンスターだよな。
その時思ったのはTOEICってのも真の英語力って言う点ではアテになんねーな、私もTOEICは975点だけど自分で英語ができると思ったことはいっぺんもねーよ。
で、話をもとに戻して小熊弥生氏という方のこの本である、この方は同時通訳だからさきのイングリッシュモンスター?よりかは英語力は確かだと思いますが、TOEIC280点ってのは受験する気あるのか?レベルかもしくは途中でチェックつけるマスを間違えたかのような低得点だと思う。
42のルールと書かれている勉強法に関してはさほど得るものはなく、短期間に英語力をアップさせた話としてはやはり枝廣淳子氏の「朝2時起きで、なんでもできる」のほうがはるかに説得力も得るものもあった。
ただ、枝廣氏の場合、フツーの主婦を強調するけど彼女がここまでこれたのは東大大学院卒というバックグラウンドはかなり大きいとおもう、そこを省いてフツーの主婦で幼い子供が二人いてもこんだけやれますよ~ってのはないよね。とはいえ、この本からは色々学ぶことが多く主婦であろうとなかろうと時間のやりくりに悩む人にとってもは有難い一冊。
で、また話を小熊氏の本に戻すと、勉強法に関してはほとんど得るものはなかったのですが、まぁ、勉強法ってのは人それぞれ合う合わないがあるので特定の勉強を無駄と決めつけてもそれが意外とハマる人もいたりする。
この本で一番印象的だった話は著者がリーマンショックの際に抱えた700万円の借金を社内同時通訳の仕事で9か月で完済したというくだり。
リーマンショックの時って私も何度目かの転職就活中だったので良く覚えているがもんのすんごく雇用状況が悪くなっちゃって、給料とかもすごく下がっていた、特に外資系。
そんな中で通訳という仕事で700万円を9か月で完済できるもん?
超売れっ子のフリーの通訳者ならともかく社内通訳ってことはフツーに給料でしょ、
疑ってるわけじゃないけど、ちょっとマユツバモード。
あと、大手英会話学校の講師募集の条件が「TOEIC800点以上」で805点の著者が主任講師として採用された件、英会話学校の講師ってそんなハードル低いの?
だいたい、英会話学校の講師ってネイティブかバイリンだよね?
私が生徒だったら自分の英会話の先生がTOEIC805点なだけの日本人だったら絶対嫌ですね。
例え自分が初学者だったとしても。
英会話学校ってアテになんねーんだなぁーとつくづく思った、絶対行かね。
と、この本を悪くいっているかのようですが、20代前半の著者のなりふり構わぬ頑張りっぷりには励まされます。
特に講師時代、昼12時から夜10時まで英会話学校で教えその後ファミレスで朝4時まで勉強してたエピソードは「仕事の後は疲れて勉強できな~い」などとたわ言こいてる自分にカツを入れてくれました。
現在も医学の同時通訳を目指して勉強されているようですが、(あまりに)貪欲な向上心は辟易する部分もありますが、
==========================================
今、読むと結構、キツイこと書いちゃってますね、ただ、この本は妙に心に引っかかっていて、その後落ち込むことがあるたびにこの本を思い出しました。
で、その思いが通じちゃったのかどうか、年末にはスタバでご本人と遭遇する機会もありました。
会うとね、この人ステキな人だったんですよ。
とにかくパワフルですな。見習わなくては・・・
コメント