前にも書きましたが、大好評のベストセラー「伝え方が9割」という本、どうにもこうにも私にはササって来ない・・・っつうかカスリもしない。
「面倒クサッ」とか「下心みえみえ」とかにしか受け取れない。困ったもんだ。
で、こっちはどうか?と思って読んでみました。
まんがでわかる 伝え方が9割
結論から言っちゃうと、コッチの方がまだ納得行く内容ではありました。
多分、それは主人公が女性で、女性の視点からだったせいもあるしマンガ特有のわかりやすさも手伝ってのこと。
本質の部分ではやっぱ納得してないんじゃないかと思う。
それに主人公は女性、と言っても
というまぁ、わたし的には辟易するようなキャラ設定。
何で、女性が主人公になるとこのテのキャラ設定になるんでしょうかね。
個人的には、
とかにしてもらった方がわかりやすくて共感得やすいと思いますけどね。
この本の中では女性誌(JJとかCanCanとか、あんな感じの。
私が死んでも読まないような雑誌)の若手編集者のヒロインが偶然知り合った伝説のオネエ編集者から、伝える技術や説得する技術、を伝授され仕事では大きなプロジェクトを成功させ、私生活では倦怠期だった恋人と結婚へ大きく一歩踏み出す・・・という、書いててバカバカしくなるようなありがちな内容っす。
仕事で大きく成功したらもっと良い男性と出会いがあったりして周囲が変わっていくと思いますけどね。
何たって地球上に男性の数は35億・・・
私のように斜めから物事を見てしまう人間はこのテの本はムリだな、と言う事を痛感しました。
ただ、いくつか参考になる事はあって、短い言葉で印象的なフレーズを作るには
例えば;
「鬼のように可愛い」だの「鬼のように優しい」だの、言いますもんね。ただ、こうなっちゃうと本来の「鬼」って何だっけ?になっちゃいますがね。
あと参考になったのは落ち目の女優の写真撮影の際に、朝、屋外での撮影を嫌がる女優を、「朝の太陽の下での撮影が肌を一層キレイに見せます、なので是非、外で、キレイな肌を撮らせてください」と口説くところ。
って結構、ノセラられてんな、私。
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