【書評】朝2時起きで、なんでもできる!シリーズ


本当に革新的、と思った時間管理本

元祖、朝活

このテの時間管理や目標実現のためのモチベーション管理といった本は数多く出版されてますが、わたし的にはこの本がダントツに革新的だと思います。

何たって朝2時起きっすよ。
2時って朝か?というのはさておき。

これ以前以後にも朝の時間をもっと有効活用しようという主旨の本は数多く出版されていますが、「朝、もう1時間(または2時間)早く起きれば一日が充実する」とか「朝四時に起きれば・・・」と言った感じの生ぬるい朝活本がほとんどでした。

だいたい、朝1時間くらい早起きしたところで朝ご飯をゆっくり食べてたり、つい朝のワイドショーに見入ちゃったりしたらいつもと変わねーし。

ってか、早めの起きたことで油断してあれやこれやとやり過ぎて遅刻、ってことにもなりかねない。

が、朝2時に起きてしまえばさすがにそれはない。。。朝のワイドショーもまだ始まってないし、この時間帯のテレビは主にテレビショッピングだ、さすがにそれに見入ってしまうことはない。

2時に起きてしまえばそこそこまとまった時間が取れるので途中で翌日に持ち越すことなくある程度の用事や勉強、作業ができてしまう。
こま切れ時間ではサクサクできないこともできてしまう。

一見、荒唐無稽のようだけど結構理に叶っていると思う。

ただ、ですね・・・

実際に毎日朝2時に起きれるかってぇとそれが中々難しい。

東大大学院卒のフツーの主婦?

この著者の枝廣さんも小さいお子さんがいたから、寝かしつける際に一緒に寝てしまうことで実現できたのではないかと思う。
通常、小さいお子さんがいると不利なる状況を好転させた成功事例。

さすがにこのあたりは東大大学院卒のアタマの良さです。

この人、本の中でやたらと「フツーの主婦」を強調するんだけど、東大の大学院出ててフツーの主婦を強調されても逆に嫌味な感じも受けてしまうのは私が大した学校出てないせいでしょうか。

その部分以外はこの本からは本当に色々得るものがありました。

モチベーションの保ち方や「バックキャスティング」という夢実現の時間割。

まぁ、未だ私の夢は何一つ実現してはいないので私の中にもっと枝廣イズムを浸透させねば。。。

この本はよほど好評だったのかその後第二弾、第三弾が出ていますが、最初の1冊のようなパンチはありません。

正直、第三弾になると読者の体験談なども入れたりして何かこのネタ一本で引っ張るのが苦しくなってきた感じあります。

勝間本や堀江本との違い

時間管理や時間の有効活用という切り口では勝間和代、ホリエモン、本田直之等そうそうたる方々も色んな方法を提案していますが、このあたりの方の提案は経済的にある程度の余裕のある方向けが多いのです、例えば;

  • 電車を使わずタクシーを使って車内で仕事
  • 仕事場に近い都心に住む
  • 家事は代行サービスを使う。。。
    等々

それができるんだったらもうその時点である程度成功じゃん、って思っちゃうってか、ひがんじゃう。

私なんてヘタすりゃ電車すら使わず歩いて電車代節約したいくらいだよ。

それに比べると枝廣さんの本に書かれている提案は一般ピーポー目線で経済的な負担も少ない。

現在のこの方の活躍を見れば、この方が「フツーの主婦」とは一線を画しているのは明らかで、東大大学院卒、という事で色々メリットもあったと思いますが、その辺りを鼻にかけることもなく、私のような独身凡人一般ピーポーからもうまく共感を得て、時間管理だけでなく人心掌握も巧みな一冊です。

夢や目標があってもなかなか時間が無くて動き出せないでいる方にはきっと何かを与えてくれる本だと思います。

ただ、最初の一冊だけ読めば十分、という感じです。

評価:★★★★★