99%の会社はいらない・・・99%の社員もいらない

書評

ホリエモンが2016年に出版した『99%の会社はいらない』

99%の会社はいらない (ベスト新書)

ゴールデンウィーク、何の予定もないので読んでみました。

まぁ、いつも通りのホリエモン本ではあるんですけどね。

ホリエモンは刑務所入る前はあんまり好きではなかったのですが、出所後のホリエモンはうまい具合に人間臭さが出てて話を聞いてみる気になっちゃう。

で、メルマガの購読もしちゃう。

で、ついにはホリモンイノベーション大学校に入っちゃう?

などと考えましたが、すんでの所で止めた。

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どうも、ホリエモンの商法に乗せられそうで・・・

それにホリエモンの興味があるもの(グルメ、人狼、宇宙開発)って私全然興味無いんで。

ホリエモンの本で一番ササったのはこちらのゼロ、と言う本。
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

これは確か、出所後一番最初に書かれた本だと思うけどいい具合にカドが取れて、かといって丸くなりすぎることもなく、アンチホリエモンはともかくホリエモンを好きでも嫌いでもない、もしくはどちらかと言えばキライ(私はコレ)な層を上手く取り込むのにうってつけの1冊でした。

私は上手く取り込まれ、それ以来ほぼホリエモンの本はチェックしてるし、テレビ番組もチェックしている。

ホリエモンが例の女装男子と噂になったときは軽くジェラシーとショックさえ感じた。

女装男子がタイプなのか・・・では、私も男のカッコをしてからの女装(っていうか女ですけどね、ワタシ)すれば、ワンチャンあるのか?などとしょうも無いことすら考えた。

ホリエモン本に関してはよく、ゴーストライターが書いてるとか本人は一切書いてないとか言われますが、まぁ、そうだろうなと思います。

あと、ほとんど書かれてること同じだし。

とはいえ、それなりの説得力はあるので全面的に共感はできなくても読んでると得るものはあります。

ただ、私はホリエモンよか年上のお姉さんなので「え?!」と思うトコもある。

この『99%の会社はいらない』の第3章

だから「遊び」を仕事にすればいい

の中で遊びを突き詰めて仕事にしたケースとしてホストやキャバ嬢を例に挙げてるのだけど(P104あたり)やホストやキャバ嬢って遊びの昇華?

フジテレビの「ザ・ノンフィクション」とかで取り上げられてるホストやキャバ嬢ってすっげー大変じゃないっすか?

指名獲得を競ったり、身体壊すまで酒飲んで売り上げ上げたり・・・

ホリエモンから見たキャバ嬢は楽しんでやってるようにみえるのだろうけど、それさぁ、キャバ嬢、商売だからさぁ。

このあたりがホリエモンの女性に対する認識の甘さっつうか。

そこが可愛いと言えば可愛くもあるのですが・・・

あと、99%の会社はいらない、と言う説には異論があるはずもないけど、もっと言うならそこに寄生している99%の社員はもっといらないよね。

平成最後の千鳥が淵の桜

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