今日は夕方6時から神田の三省堂書店で開催された、翻訳家:越前敏弥氏によるトークイベントに行ってまいりました。
神田の三省堂書店本店↓
あ、越前敏弥さんって説明するまでも無いと思いますが、ダ・ヴィンチ・コードなどのベストセラーの翻訳者で、この本の著者でもあります。
本日はジャパンタイムズから出たこちら↓の新刊の刊行記念のイベント。
一応10日ほど前に電話予約は入れておいたのですが、本日三省堂書店の1階で平積みされていたこちらの書籍を買うとトーク&サイン会の参加券がもらえます。
このイベントを知らずに最初、池袋のジュンク堂でこの本を買っちゃいそうになりまして・・・あぶね。
開始時間6時の10分ほど前に行ったらもうかなり席は埋まっていて私は後ろのほう。
トーク中は撮影や録音は禁止なのでここからは私の記憶を頼りに・・・
あんま、頼りにならないんですけどね(^-^;
本日は通訳者の橋本美穂さんを招いてのトークイベント。
橋本美穂さん?
そうそう、あのピコ太郎の外国特派員協会の会見の時に通訳やっていた方だ~!!
あの「驚き桃の木20世紀でございます」
を
“I’m so surprised, like a peach tree, ”
と訳した通訳さん。
この動画の11分30秒くらいのとこでこの世紀の名訳を聞くことができます。
今日は橋本美穂さんからこの時の話も出て、“I’m so surprised, like a peach tree ”はあまり評判良くなかったらしいのですが、私は良いと思ったんですけどね。
あれをとっさにどう訳したら正解になるのか?
正解はあるのか?
この通訳者さんと越前敏弥さんのトークイベントなので面白くないわけがないのですが、時間が短い!!短すぎる!!!
一時間ほどして進行の方が「そろそろ・・・」と言い出した時は「え?!!もう終わり???」と言う感じ。
途中、橋本美穂さんの通訳系の話がメインになりがちで、これはこれでとても面白いのですが、私の中で越前敏弥さんのイメージがこの本↓↓だったこともあり、今日は翻訳系や翻訳しにくい言葉について話が聞けると思ってたので、カレーを食べようと思ってカレー脳になってとこにチャーハンを食べたような違和感もちょっとアリ。
あ、カレーとチャーハンは逆に置き換えても問題無し。
できればもう少し長い時間でやってほしかったな。
それにしても翻訳者と通訳者が同じトークステージで並ぶとどうしても通訳者の方が当意即妙というか弁が立つというか声が通るというか。
もちろん、越前さんもお話がとても上手でわかりやすいのですが、単位時間あたりに発するワードの量が圧倒的に橋本美穂さんが多かった気がする。
越前さんは今後もこういったトークイベントやってくれるみたいなのでまた是非お話を聞きたいと思います。
今度は池袋のジュンク堂↓でもやってくれないかな。
などと考えながら三省堂の外に出たらクソ寒でした。
明日は雪になるかも・・・らしいので家でゆっくり今日買ったこちらの本を読みたいと思います。
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